iOS18の登場でついにiPhoneで通話履歴を検索できるようになりましたので紹介したいと思います。
iPhoneで着信や発信履歴の検索機能が追加された
iOS 18のリリースに伴って、iPhoneの電話アプリに大きなアップデートが行われました。その中でも特に注目すべきは電話履歴の検索機能です。これまで、電話アプリの「連絡先」タブで名前を検索することはできましたが、「履歴」タブには検索機能がなかったことから、過去の電話の発着信履歴を探すためには、長いリストをスクロールして手動で探す必要がありました。iOS 18からは検索機能が追加され、履歴の検索が簡単になっています。
iPhoneで着信履歴を検索する方法
iOS 18をインストールし、電話アプリを開いて「履歴」タブに移動します。画面上部に検索バーが表示されますので、ここに名前や番号を入力すると、電話履歴から一致する情報が表示されます。
この機能の便利な点は、特定の日付や月を検索できることです。例えば、「2024年7月4日」や「7月」と入力することで、その期間にかけた電話の履歴を素早く確認できますので、「あの日誰に連絡したんだっけ?」というのも一発で検索できます。ひたすらスクロールする必要はありません。
電話機能のその他の改善点
T9ダイヤリングの導入
T9ダイヤリングとは、いわゆる予測機能で、番号を入力し始めると予測される連絡先が表示されるというものです。
iOS 18から電話アプリの「キーパッド」タブにもT9ダイヤリングがサポートされるようになり、キーパッドで番号をダイヤルすると、その番号に一致する連絡先が表示されます。これにより、番号の一部を入力するだけで残りを自動的に補完して発信することが可能になります。
連絡先追加ボタンの位置変更
iOS 17では、電話番号の下に連絡先に追加するためのボタンが配置されていましたが、iOS 18ではこのボタンが画面の左上に移動しました。この変更により、キーパッドの下のスペースが整理され、より使いやすくなりました。
通話録音機能の導入
さらに、iPhone 15 Pro以降のデバイスに限定されますが、iOS 18には通話録音機能も追加されました。新しく追加されるApple Intelligenceによって、録音だけではなく会話の内容がAIを利用して文字起こしされ要約してくれる機能も備わっています。
なお、電話内容を録音する場合は相手方に通話が録音されていることが通知されるようになっています。
まとめ
iOS 18の新機能により、iPhoneの電話はさらに使いやすくなりますね。
電話の履歴検索なんて何故今まで無かったんだろうとは思いますが、AIを活用した文字起こしや要約機能も追加されたりと着実に改善・アップグレードされているかと思います。
ただ、履歴検索や予測変換(T9ダイヤリング)などは、やましいことをしている人には逆に余計な機能なってしまうかもしれませんね。ご注意ください。