生活関連

【マイナンバー通知カードを紛失】再発行せずに個人番号カードを申請したみた話

マイナンバー通知書を紛失してしまいました。

持ち出すようなことはなかったので、おそらく誤ってゴミ箱に入れてしまったのでしょう。

幸いスマートフォンに写しをとっていたので個人番号自体は把握していたこともあり、日常生活には特段の不便はなかったため、しばらくの間は放置していました。

ですが先日、株式取引のメインで使用している楽天証券にてNISAを始めようと思ったら、マイナンバーカードまたは通知カードの写しを提出する必要に迫られてしまったのです。

さてどうしたものでしょう。

ネットを検索すれば通知カードの再発行のやり方は簡単に分かります。
ですが、わざわざ再発行を行うのであれば、通知カードではなく個人番号カード(マイナンバーカード)自体を発行してしまったほうが良いのでは?

よく紛失のリスクや身分証明書としては運転免許証があるから必要ない! という意見は聞きますが、今後はマイナンバーカードを提示することによるポイント還元など優遇措置が拡充される余地が大きいほか、コンビニで住民票を取得する際に必要となることが想定されますので、手元に持っておくほうがメリットがあると考えられます。

そこで通知カードを紛失した状態のまま、個人番号カードを申請してみましたので、取得までの経緯を記録として残したいと思います。
※なお、筆者の居住地は千葉県習志野市です。市町村によって手続きは変わりますが、あくまで参考としてご覧ください。

ステップ1:マイナンバーカードはスマホを使用して申請

どうやら申請については、通知カードに同封されていた申請書での申請、オンラインでの申請、まちなかの証明写真機での申請が選択できるようです。

通知カードを紛失した私は当然に同封されていたと思われる申請書もありません。WEB検索より「マイナンバーカード総合サイト」に入り、申請ページを探しましたが見つかりませんでした。

また、まちなか証明写真機による申請については、交付申請書(これが無いのに)をもって行く必要があること、写真機自体がどこにあるかよくわからないでのパスしました。

しかしながら幸いにも通知カードに同封されていた申請書の写メが残っていたので、そこに表示されていたQRコード読み取り、申請ページに入って手続きを進めることができました。

もしQRコードが見つからなけなければ、申請書をダウンロードして手書きで申請する扱いとなっていたかもしれませんね。

ステップ2:申請ページより写真をアップロード

メールアドレスを登録しようやくたどり着いた申請ページ、必要事項を一通り記入すると、顔写真をアップロードすることとなります。そのまま使用しているスマートフォンでパシャリと撮ってアップロードします。
運転免許証と違って何度も撮り直しができるので良かったです。

ステップ3:通知が来るまで約1ヶ月待つ

マイナンバーカード(個人番号カード)が出来上がるまであとは待つのみです。おおむね1か月程度の期間を要する様ですので、時間的余裕をもって申請する必要がありそうです。
カードが出来上がったのでしょうか。市役所より「個人番号カード交付通知書」が概ね1ヶ月程度で届きました。

ステップ4:市役所へ取りに行く

原則として本人が取りに行く必要がありますが、代理人に委任することも可能です。

市役所ですのでサラリーマンは取りに行く時間がなかなか合いませんが、平日8:30~17:00以外にも、第2土曜日と第4日曜日であれば窓口が開いていましたので、土曜日に市役所に行くことができました。

市役所へ行く際には、交付通知書パスワード設定用紙(交付通知書に同封されていました)、通知カード、住民基本台帳カード(所有している人のみ)、免許証等の本人確認書類を持っていく必要があります。

ここからが最後の壁です。

「通知カード」を持たずに行ったらどうなるか

 

…結果的には全然問題ありませんでした。
紛失しているので紛失届をその場で記入する必要がありますが、手続き自体は問題なく完了。
その場でマイナンバーカードを受領することがきました。
何度も写真を取り直した甲斐もあって、なかなかのイケメン写真付きです。

これでようやくNISAを利用することができそうです(いまさら感はありますが)。

※今回のケースは自宅での紛失(誤廃棄等)だった場合です。紛失が自宅以外、盗難である場合には警察等への届出が必要ですので十分注意してください。

結論:マイナンバー通知書を紛失してても大丈夫!

マイナンバー通知書(通知カード?)を無くしてしまっても、自宅紛失であれば市役所で受け取るときに紛失届を書けば大丈夫でした。わざわざ通知書を再発行してからマイナンバーカードを申請する必要は無いということです。

ただし、紛失が自宅以外の場合や盗難にあった場合には警察等への届出が必要ですので、十分に注意してください。