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PayPayのオフライン決済で残高不足が心配な方へ

PayPayのオフライン決済で残高不足だったらどうなるの?

スマートフォン決済が普及し、PayPayなどのキャッシュレスサービスが日常生活に欠かせないものとなっていますが、インターネット接続が不安定な環境や完全にオフラインの状況など、ちゃんと決済ができるのか不安なシチュエーションがよくあるかと思います。
そういった事態を想定し、PayPayでは「オフライン支払いモード」という機能を用意しており、電波が届かない場所や通信障害時でも決済ができるようになっています。
今回は、このオフライン支払いモードにおける「残高不足だったらどうしよう?」という懸念についても解説していきます。

PayPayのオフライン支払いモードとは?

オフライン支払いモードは、インターネットに接続できない状況でもPayPayを利用できる機能です。例えば、地下飲食店や多くの人が集まるイベント会場など、通信が不安定な環境でも、このモードを使えば支払うことができます。アプリの画面に「インターネットに接続できません」と表示される場合、[支払いを続ける]をタップすることで、オフライン支払いモードに切り替わりますので、この状態で表示されるバーコードを店舗側がスキャンすることで決済が完了します。

オフライン支払いモードが利用するには、アプリのバージョンが4.2.0(2024年7月現在)であること、過去1週間以内にPayPayを利用していること、③PayPay残高があること、またはクレジット(旧あと払い)が利用できること、これらの条件を満たす必要があります。払い方法を選択し、いつも通りバーコードをスキャンしてもらうだけで決済が完了します。
ただし、オフラインモードでは決済完了時の「PayPay」の音が鳴らず、決済完了画面も表示されないため、次回オンラインになった際にプッシュ通知や取引履歴で正しく取引が完了しているか確認する必要があります。

なお、オフライン支払いモードには利用上限が設定されています。1回の決済での上限は50,000円で、過去24時間で5回、過去30日間で20回までの決済が可能です。この上限を超える支払いはできません。
また、Apple WatchのPayPayアプリではオフライン支払いモードは利用できませんので注意してください。

オフライン決済で残高不足になってしまうケースとは

前述のとおり、基本的にPayPayのオフライン決済は残高から決済されますが、このPayPay残高が決済金額を下回っている場合は残高不足となりエラーとなってしまいます。
ただし、オートチャージ機能をオンにしている場合、オフライン決済時に残高がなくてもチャージされ支払いを行うことができます。この場合、通信状況が戻った時にチャージ内容がオンライン上で正式に反映されますので、チャージ元の銀行口座残高不足等によりエラー➔未決済となっていなかったか念のため確認しておくのがよいでしょう。

オフライン決済で残高不足になってしまうケースとはいつでもオフライン決済ができるように残高には気を付けておこう。

オフライン決済に失敗しないためにすべきこと

PayPayのオフライン支払いモードは、通信環境に左右されることなく決済を行える便利な機能ですが、利用できない、または残高不足などの失敗をしないよう、以下の点に注意してください。

  • PayPayアプリのバージョンを最新にしておく
  • 日頃からPayPayを利用しておく(週1以上)
  • 残高を多めにするか、オートチャージを設定する
  • 通信がオンラインになったら決済内容を確認する

基本的に上記のとおりであれば、オフラインで決済できないとか、残高不足になってしまうなど心配する必要はありません。
それではよいキャッシュレス生活を。

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