こんにちは。
マイナンバーカードを取得されている方は、政府が運営する「マイナポータル」を利用することができます。
ニュースでは、マイナポータルは100億円を越える整備費をかけて作成されたサイトである一方、利用率が想定の0.02%だったといった残念なニュースが以前(2,019年7月頃)にありましたが、個人的には便利なサイトなんじゃないかなと考えています。
マイナポータルでどんなことが出来るかは別の記事で解説しますが、本日はマイナポータルへのログイン方法がよく分からない人向けに、ログイン方法を解説していきます。
マイナポータルへのログイン方法
ログインするにはマイナンバーカードが必須です
まず、マイナポータルへログインするには「マイナンバーカード」を取得している必要があります。
マイナンバー通知カードのみではログインできませんので、まずはカードの取得を行っておく必要があります。
ログイン方法は3つある
公式サイトより。
まず、マイナポータルへのログイン方法は以下の3種類があります。
ひとつずつ解説していきます。
①ICカードリーダライタによるログイン
パソコンにICカードリーダライタを接続し、マイナンバーカードの情報を読み取りログインする方法です。
したがって、パソコンはもちろんのこと、ICカードリーダライタを準備する必要があります。
ICカードリーダライタの値段は、安いもので2,000円程度ですが、購入する場合はコストがかかることになります。
後述する2つのログイン手段はスマートフォンを利用するものですので、パソコンを利用してマイナポータルを利用する方はこの手段をとることになります。
なお、確定申告を電子申請(e-Tax)で行う方は、本人確認のためにマイナンバーカードに組み込まれている「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」利用するため、ICカードリーダライタは必要不可欠です。
パソコンメインの方、e-Taxを検討されている方はこの手段を選択すべきです。
②2次元バーコード(QRコード)を使用したログイン
対応するスマホ
指定されたスマートフォン(対象機種)であれば、アプリをインストールのうえ、QRコードを読み取りログインが可能です。
iPhoneであれば、7以上の機種でログインが可能。アンドロイドについても相当数の機種が対応しています。対応機種は以下より確認できます。
対象機種一覧はこちら
ログイン方法
- Google Playまたは、App Storeで「マイナポータルAP」のアプリを取得
- マイナポータルのこちらのページのQRコードを読み取る
- マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書パスワード(4桁の数字)を入力
③スマホのブラウザからログイン
こちらも上記②の「2次元バーコード(QRコード)を使用したログインと同じく、対象となるスマートフォンを利用して、ブラウザから直接ログインする方法です。
②の方法との違いはQRコードを読み取るか、アプリから起動するかの違いしかありません。
対応するスマホ
iPhoneであれば、7以上の機種でログインが可能。アンドロイドについても相当数の機種が対応しています。対応機種は以下より確認できます。
対象機種一覧はこちら
ログイン方法
- Google Playまたは、App Storeで「マイナポータルAP」のアプリを取得
- アプリを起動しログインする
※マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書パスワード(4桁の数字)の入力が必要です
どのログイン方法が良いのか
3種類の方法があるとされていますが、②と③の方法はほぼ同じなため、実質的には2択となります。
パソコンでログインするか、スマホでログインするかということです。
ICカードリーダライタをお持ちの方やe-Taxを利用する予定の方は①のICカードリーダライタを使用する方法を、対象機種をお持ちの方は③の方法をとるのが良いでしょう。(②より③の方がどちらかといえば簡単です。)
ICカードリーダライタがない、スマホの対象機種を持っていない方はカードリーダの購入か機種変更などの投資が必要となります。お財布と相談して決定してください。
マイナポータルを使用するために必要なことまとめ
- マイナンバーカードを必ず取得しておく
- 利用者証明用電子証明書パスワード(4桁の数字)を使用する
- スマホを利用するのであれば、対象機種であることを確認する
- パソコンを利用するのであればICカードリーダライタを購入する