マイナンバーカードやマイナンバー通知カードを紛失した際、再発行までにかかる期間はどれくらいかかるのでしょうか。
この記事ではマイナンバーの再発行までの時間と、個人番号を至急確認しなくてはならない場合の方法について解説していきます。
- マイナンバーカードや通知カードをすぐ再発行したいが、どれくらいの期間がかかるか分からない
- 個人番号を至急確認したいのに、手元にマイナンバーカードや通知カードがない
マイナンバーカード・通知カードの再発行にかかる時間
「そもそも通知カードをもらった記憶がない」「通知カードをなくしてしまった」 場合、マイナンバーカードや通知カードを再発行するには、 お住まいの市区町村役場に行けば、再発行することができます。
再発行に必要なものは以下のとおりです。
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・保険証など)
- 再発行手数料
- 遺失物の受理番号(紛失した場合、警察への届出が必要なため)
- 顔写真(マイナンバーカードの場合)
マイナンバーカードの再発行期間
再発行の申請後、カード作成にかかる業者を経由し、役所で相違がないか等の確認がなされるため、約1か月程度の時間がかかります。
さらに、初回にマイナンバーカードを発行したときと同様に、「カードができたよ」というハガキを持って、市役所等に出向く必要があります。
なお、再発行には1,000円の手数料がかかります。
マイナンバー通知カードの再発行期間
通知カードはその場ですぐに発行はされることはありません。
申請後約3週間から4週間(1か月程度)あとに住民票の住所へ簡易書留で郵送されてきます。
なお、再発行には500円の手数料がかかります。
遺失届なして再発行する方法
外出先などでマイナンバーカードや通知カードを紛失した場合、第三者に取得される恐れがあることから、警察に紛失届けを提出する必要があります。
市役所へ再発行する際に、紛失の状況について申告する必要がありますが、外出先で紛失した場合には「遺失届」を提出し、警察に届け出ていることを証明する必要があります。
ただし、自宅での紛失(家のどこにしまったか分からなくなること、バーベキューしてたらうっかり燃やしてしまうことなどあるかと思います…笑)であれば、遺失届の提出は必要ありません。
虚偽の申告を推奨しているわけではありませんが、知っておいて損はないでしょう。
すぐに欲しいけど、早く再発行する方法はないの?
現状、再発行にかかる期間を早くして、すぐにマイナンバーカードまたは通知カードを取得する方法はありません。
マイナンバー(個人番号)は厳格な個人情報管理により、行政側の再発行までの確認事項を多く、容易にカード・通知書として取得することはできない状況です。
会社に提出する書類でマイナンバー(個人番号)を早く知る必要がある場合、下記の住民票取得の方法を試してみてください。
マイナンバー(通知)カードがなくても個人番号が確認できる唯一の方法
住民票の写しには,通常マイナンバーは記載されませんが,マイナンバーを確認するためなどの正当な理由があれば、マイナンバーを記載した住民票の写しを交付してもらうことができます。
急ぎでマイナンバーを確認したい場合は,市役所でマイナンバー入りの住民票の写しを申請することになります。取得の手続きをすればすぐにご自身のマイナンバー(個人番号)を確認することが可能です。
住民票取得に必要なもの
本人または同一世帯の人が申請する場合
・本人確認書類(運転免許証、健康保険証、年金手帳など)
代理人が申請する場合
・委任状(「マイナンバー入りの住民票の写しの請求」と明記されているもの)
・切手を貼った返信用封筒
・代理人の本人確認書類(官公署が発行したもの)(運転免許証,健康保険証,年金手帳等)
※代理人には交付せず,返信用封筒で本人の住民登録地に送付されます
手数料
住民票の取得には300円がかかります。
マイナンバーを紛失したら警察に届け出よう
もしマイナンバーカードや通知カードを外で紛失していた場合は、悪用される可能性がないとは言えないので、急いでマイナンバー情報の一時停止申請を行いましょう。
下記に電話することで、一時停止することができます。
電話番号:0120-95-0178
受付時間:マイナンバーの紛失や盗難による一時停止は24時間受付
一時停止の手続きが終わりましたら、再発行手続きを行うためにも警察へ遺失届を出し受理番号を取得しましょう。
マイナンバー再発行のポイント
最後にマイナンバーカードや通知カードを紛失した場合、再発行する際のポイントを整理します。
- 外でマイナンバーを紛失したら、電話で一時停止、警察へ遺失届を提出
- マイナンバーカード・通知書の再発行には少なくとも3週間以上かかる
- マイナンバー(個人番号)を即日知るためには住民票を取得する