株式

簡単、便利、銘柄絞り込み!新興ネット証券会社が凄い!

窮地に立たされる大手ネット証券会社

今から約20年前に松井証券がインターネット証券を立ち上げて以降、SBI証券、カブドットコム証券、楽天証券、マネックス証券などが参入し、激しい手数料競争を展開しながら、従来の対面販売の証券会社よりシェアを奪い拡大してきました。

近年は利用者側の馴れ、サービスの独自性の希薄化などにより、各ネット証券会社の勢いは以前に比べ低下してきているように感じられます。

楽天証券では、楽天ポイントを利用した投資を開始したり、マネックスグループはコインチェック買収による業務の広域化を図るなど、各社ともに様々な利用者呼び込みや多角化の道を策定しています。
どの会社も共通して、投資経験が無い、もしくは経験の浅い若年層の取り込みに注力しているように見受けられます。
今後高齢化社会、人口減少を迎える日本市場において、新たな市場開拓の余地が残されているのは若い世代なのかもしれませんね。

新型のネット証券が続々と誕生

若年層を取り込むにあたってのキーワードはモバイル、簡単、少額、投資先の絞り込みによる明瞭さといったところでしょうか。
近年は従来のネット証券会社の市場に、新型ネット証券と呼ばれるフィンテック関連企業や小売業態の企業などが進出してきており、話題をさらっています。
ここでは話題性のある新型ネット証券について紹介していきたいと思います。

STREAM(ストリーム)

社名:株式会社スマートプラス
事業内容:第一種金融商品取引業
設立:2017年3月
資本金:53億円(2018年9月現在)

キャッチコピーに「日本初!従来型の株式委託手数料が、いつでも何回でも無料。」というように、約定代金にかかわらず現物取引も信用取引もすべて手数料をゼロとしている会社です。
また、公式のアプリではユーザー同士のコミュニケーションができるSNSチックな機能を備え、取引のヒントを得ることができるのがウリでもあります。
(出典:STREAM公式ホームページ
ユーザー同士のコミュニケーションを楽しみながら、株取引ができるのは面白いですね!
こういったアクセスのしやすさは初心者のハードルをぐっと下げてくれます。

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FOLIO(フォリオ)

社名:株式会社FOLIO
設立:
2015年12月10日
資本金:91億2万1636円(資本剰余金含む・ 2018年3月末時点)

フォリオは多彩な10テーマを選び投資ができます。
選べるテーマはプロが選定した10社の有望企業で構成されており、リスク分散させた投資をすることで、誰でも手軽で簡単に資産運用を楽しむことができるというコンセプトです。
テーマはVR、寿司、人工知能、京都、ペットと暮らす、ドローンなど、面白くて興味深いテーマが並んでおり、このテーマを選択するだけで関連銘柄に自動的に投資してくれます。
(出典:FOLIO公式ホームページ
テーマを選ぶだけで分散投資ができるため、銘柄選びに手間がかかることなく、気軽に始められるのがいいですね。
自分が好きなテーマからはじめてみるのもいいかもしれません。

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tsumiki証券

会社名:tsumiki証券株式会社
事業内容:つみたてNISA対象投資信託をクレジットカード決済にて販売

設立:2018年2月5日
資本金:1億円(株式会社丸井グループ 100%出資)※2018年3月末現在

tsumiki証券は小売業の丸井グループが立ち上げた証券会社です。
なんと積立商品を4種類しか扱わないという思い切った事業を展開しています。




(出典:tsumiki証券ホームページ

毎月一定額を投資し資産づくりを支援するものですが、3,000円から始められるという手軽さがウリです。丸井のエポスカードを使用した積立によりポイントも貯まることから、特に女性に人気がある商品となっています。

口座開設はこちらから↓↓
リンク:tsumiki証券ホームページ

自分にマッチした証券会社を選ぼう

いかがでしたでしょうか。近年はユニークな証券会社が多くなり、私たち消費者の選択肢の幅が広がっています。
とくに若年層を中心に気軽に、簡単に取り組みやすいアイディアが盛りだくさんであり、見ているだけでも面白いものが多いですよ。
投資はリスクがつきものですので、初心者は少額から始められるものを選択するのがベターでしょう。
実践して、経験を積んで、将来のための資産形成に励んでいきましょう!