夏は脇汗がめっちゃ出るからジャケットを脱げない
数年前の私のことです。
30歳を過ぎてから、今まで悩むことなかった脇汗に非常に悩ませられることになりました。
夏場はワイシャツのなかでポタポタと汗が流れます。青系のシャツはすぐ染みになるので当然着れませんし、白いワイシャツでも汗で濡れてるなってハッキリ分かるほどの異常なまでの脇汗が出ていました。
とても恥ずかしくて気温30度を越える猛暑の中でもスーツのジャケットを脱ぐことをためらい、我慢して我慢して営業に勤しんでおりました。
何とかしようといくつかの制汗デオドランドを試し、試行錯誤を重ねた結果、現在は快適な生活を送ることができています。
どうやって脇汗まみれの生活から抜け出すことができたか、同じ悩みを持つ方の参考になればと思い本記事を書くことにしました。
脇汗のこんなところに困る
片方の脇から異常に汗が出る
私は右の脇からの汗が非常に多く出ました。
なぜ左右で脇汗の量が違ったのでしょうか?
その答えは脇の汗腺(アポクリン汗腺・エクリン汗腺)の量が人それぞれ異なり、体の左右でも異なるということ。
特に利き腕側の汗腺が成長しやすいといわれており、右の脇からの汗のほうが多いという方はたくさんいるようです。
ですので左右どちらかの汗が異常に多いということで深く悩む必要はなく、脇汗をいかに止めるかが大事ということが分かりました。
緊張汗のほうが臭う
仕事上でプレッシャーを感じた時、ヒヤッとしたとき、美人を目の前にしたとき…、脇汗が半端なく出ます。決して暑くはないのに。
これはいわゆる「緊張汗」というもの。緊張やストレス、自律神経の乱れを原因として汗がでてきます。この緊張汗は暑さによる発汗と比べ、臭いが強いという特徴があります。
緊張している中で汗だくになり、さらには臭いも気になってくる…、最悪な状況ですよね。
ワイシャツが長持ちしない
猛暑の日は朝から全力で脇汗をかきました。駅にたどり着くまでにビショビショです。
その汗が染みたワイシャツを朝から夜まで一日中着ているのですから、簡単には落ちない汚れになります。
家に帰り洗濯しますが、黄ばみや黒ずみは簡単には取れず、結果としてワイシャツの買い替えサイクルも短くなってしまいます。
決して安くないワイシャツですが、脇の染みが原因で何枚も何枚も捨てることになりました。
脇汗をかかないように、臭わないように色々試したものの…
ドラッグストアで脇汗やニオイ対策用の商品を色々と買い漁りました。
脇汗を抑える商品、臭いを抑える商品…あらゆるものに手を出しましたが脇汗は止まりません。最終的には脇毛を剃ってみたりして、色々と迷走してしまいました。
脇にティッシュを挟んで出勤したことも何度かあります。袖からクチャクチャになったティッシュがはみ出ていた時は会社を辞めたくもなりました。
嫁さんが脇汗パットを買ってくれました。違和感しかありません。パットがずれるのが怖くて電車のつり革もつかめませんでした。
もうお金を貯めて手術するしかないのかと思っていた矢先に「パースピレックス」の広告を発見します。
海外製のデオドランドなんてなかなか胡散臭い感じではありましたが…気づけば購入していました。藁をもすがる思いだったのです。
パースピレックスで脇汗を全くかかなくなった
脇の汗腺にフタをしてしまうという発想が素晴らしい
ドラックストアで買うことのできる市販の制汗剤では汗を完全に抑えることは結局できませんでした。デオドラント剤は汗を止めるのではなく、香料によって皮膚の菌が発生させる臭いを一時的に中和するものがほとんどです。
パースピレックスはどうでしょう?
パースピレックスは主成分である塩化アルミニウムが汗腺の中の水分やケラチンと反応して汗腺の奥に角栓のフタをするという仕組みです。
汗の発生そのものを止めてしまうというもの。
そもそも汗をかかなければ臭いも発生することはありませんね。
海外公式サイトの動画を紹介します。英語ですが見るだけで使い方や脇汗に効く仕組みが分かるかと思います。
制汗にめちゃくちゃ効いた→臭いの発生元から遮断された
初めて使用した時は本当に感動しました。
塗った翌日、猛暑の中を歩いたあとトイレで脇汗をチェックしたところ、全く脇汗をかいていません。
正直半信半疑だったのですが、疑ってごめんなさいという気持ちと、解決策が見つかって本当によかったと、安堵の気持ちに包まれたものです。
脇汗をかかなくなったことで臭いもありません。帰宅した後には奥さんに脇をクンクンしてもらいましたが、全く臭わないとのこと。
汗ジミもなくなりワイシャツも長持ちしています。
効果が3~5日継続するのでケアがとても楽
パースピレックスは風呂で脇をきれいに洗った後、しっかり乾かしてから塗り込みます。
一度塗り込み汗腺にフタを作ってしまえば効果は3~5日は持続します。
つまり毎日ケアする必要はないのです。これはいい。ズボラな私でもできました。
個人的には副作用を心配していない
個人差があると思いますので断定的なことは言えませんが、私は副作用については特に心配していません。
当初は体温調節を行う発汗を無理やり止めてしまうのですから、体に異常が出てもおかしくないのではと思っていましたが、特段の体調不良はありません。
ただし、塗布部にちょっとしたかゆみが伴うことがあるのにはご注意ください。個人的には脇汗をかくよりは全然マシです。
ヒリヒリとした痛みを伴うこともある
肌の弱い人はヒリヒリとした痛みを伴うことがあります。
わたしも肌は強い方ではなかったため、最初はヒリヒリ(チクチク?)とした違和感が気になりましたが、今では気にすることもなくなりました。
肌に痛みを感じるくらい刺激が強いという方には、敏感肌の方向けのタイプもありますので安心です。
ルールを決めて使用してみた
正直いってパースピレックスは小さいくせに高価な商品です。初めて見た時は「こんなに小さいの?だまされたの?」と驚いたものです。
私は経験上、気温が30度を超えると異常なまでの脇汗が出ることが分かっていたので、翌日の気温が30度を越える日のみ使用することとしました。
ケチケチ効果もあり、1本でひと夏をもたせることができました。
単品では1本あたり2,500円程度(20ml)ですので、コストパフォーマンスは十分と考えています。
体の悩みがひとつ消えました
「脇汗」「足の臭さ」「薄毛・白髪」「腰が痛い」などなど、体の悩みはたくさんありますが、そのひとつが解消されたことは非常に大きいです。
少し変かもしれませんが、今では夏の猛暑が待ち遠しくもあります。ジャケットを脱いだ時に脇汗をかいていないことを確認するのが楽しいからです。
パースピレックスの特徴をまとめますと…
- 銀イオンが汗腺にフタをして、脇汗をストップさせる
- 効果は3〜5日継続し、毎日塗る必要がない
- 皮膚が弱い人は敏感肌用を選択できる
- ちなみに日本で発売されているものは「デオランスα」という
- 類似品が多いので注意!
こんな感じです。
私はもうこれ以外は使うことはないと思います。他の商品を見る気持ちが無くなるほど効果は完璧で、大満足しているから。
あなたも脇汗でお悩みであれば、一度利用してみてはいかがでしょうか。
類似品が多いこの商品は公式サイトで購入するのがおススメです。偽物でもいいよっていうのなら構わないんですが…。
ちなみにパースピレックスの日本での販売名は「デオドランスα」ですよ。