投資信託

投資信託選びでは資金流入額を押さえることがポイント

投資信託選びはどうしている?

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新入職員

給料の一部を投資に回すため、投資信託を始めようと思っています。でも投資信託の商品ってこんなにも数があるんですね...。一体どういう基準で選べばいいんでしょうか?

投資信託選択のポイントは人それぞれ。だけど特に重要なのは投資するファンドが活性化しているかどうかなんだ。中長期の投資を行うならば資金流入額をチェックするといいよ。

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耕作

投資信託の資金流入額とは?

読んで字のごとく、投資信託商品(ファンド)に入ってくるお金のことをいいます。大半の投資信託は「追加型」といって、随時投資家からの資金を受け入れており、いつでも購入または解約が可能となっています。そのため、日々購入による資金の流入と解約による資金の流出が起きることとなります。

資金流入額が重要な理由とは?

資金が流出が続いた場合、その投資信託は運用が困難となり、最終的には運用が停止し、繰上償還(強制解約)となる可能性が高まります。そのような状況下においては投資信託の運用成績は悪化しており、繰上償還による強制解約が実行されると、それまでに抱えていた含み損が強制的に実現してします恐れがあるのです。
基本的に投資信託は長期保有を前提としたものであるため、繰上償還は避けなくてはなりません。資金の流入が流出を上回っていれば、その投資信託の投資の幅は広がり、成長に結びつける可能性が高まるほか、永続的な資産運用が期待できるといえます。

資金流入額をチェックする方法は?

それではファンドへの資金流入額はどのようにして調べるのでしょうか。
こちらのサイト「モーニングスター」がおすすめです。
こちらのサイトでは以下の方法で調べることができます。


トップページより、調べたい投資信託名を入力し検索します。


個別ページの「リターン」→「月次資金流入額」のタブをクリックします。
ここで資金流入量を確認することができます。ゼロよりプラス(棒グラフが上へ伸びる)であれば資金流入の状況、逆にゼロよりマイナス(棒グラフが下へ伸びる)であれば資金流出の状況を示しています。

まとめ

紹介した内容はあくまで検討材料の一部にすぎません。その他にもファンドの投資先が国内・国外投資か、株式か債券か、業種はどうかなど、様々な検討材料があります。
結局のところ、絶対にこれがいいというものは無いのです。あなたの好みにあうものから少額を少しずつ投資していき、試行錯誤していく中で投資方針が固まっていくのではないかと思います。まずはチャレンジから。幸運を祈ります。